もっと知りたいお茶のこと ①チャノキ
前回の記事では、碾茶(抹茶の原料)の茶葉を育てている茶畑をご紹介しました。
お茶畑の雰囲気を味わっていただけたでしょうか。
それではもっと近くに寄って……お茶の木について観察してみましょう。
お茶の木は正式名称を「チャ」もしくは「チャノキ」といいます。
そのままの名前ですが、この木はツバキ科。
冬に赤や白の花をつける椿と同じ科目です。
チャノキの葉と椿の葉を見比べてみると、葉の形や、光沢感などが少し似ていますね。
この木がつける新芽を摘んで、蒸したり発酵させたり……そうすることでお茶ができあがります。
お茶には、緑茶や抹茶、紅茶など様々な種類がありますが、すべてこのチャノキの新芽からできているんですよ。
緑茶や紅茶などのお茶の違いについて、詳しくはこちらの記事でお楽しみください。
ひとくちにチャノキといっても、お茶に加工するために改良された「品種」と、自然の中で育ってきた「在来」と呼ばれる種類があります。
「品種」と「在来」のお茶はいったいどのように違うのでしょうか。
詳しくは次回の記事をお楽しみに!
「お茶辞典」は、お茶にまつわる様々な知識や、日本茶の美味しい入れ方、抹茶のアレンジレシピなどなど、お茶をさまざまな角度から楽しむ読みものです。
「お茶」のことをもっと詳しく!知ることで、「お茶」を楽しむ毎日に、より豊かな彩りを。
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