ナナズのお店探検⑥ららぽーとTOKYO-BAY店

 

前回のお店探検は「ららぽーと富士見店」でした。

今回バトンをつなぐのは、このお店!

 

 

千葉県船橋市にある「ららぽーとTOKYO-BAY」。

JR「南船橋駅」から徒歩5分の場所にある商業施設「ららぽーとTOKYO-BAY」の南館1Fに「nana's green tea ららぽーとTOKYO-BAY店」は位置しています。

 

 

ららぽーとTOKYO-BAY店は2015年にオープン。

広いららぽーとでのお買い物の休憩に、スイーツやお食事をご提供しています。

 

nana's green teaは、全店舗で内装デザインが異なることが特徴(ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね)。

ということで、今回は「nana's green tea ららぽーとTOKYO-BAY店」をのぞいてみましょう!

  

 

ららぽーとTOKYO-BAYの南館と北館の間を抜ける「ハーバー通り」。

この通りを駅の方から「時計の広場」に向かって歩いて行った左奥にnana's green teaはございます。

 

 

商業施設の建物内の店舗ですが、入口は「ハーバー通り」に面しています(屋外からの入口しかありません……)。

nana's green teaは、大きな施設の内部に位置している店舗が多く、このようなロケーションのお店は珍しくもあります。

 

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そこで、この店舗のデザインは「野点(のだて)」のイメージを膨らませてデザインされました。

「野点」とは、茶道において、野外でお茶を点てて楽しむお茶会のことを指します。

建物内にあるお店でありながら、屋外の延長のような気分も味わうことができるように、空間が作られているんですよ。

 

さて、それではそんな「野点」のお店の中に入ってみましょう。

 

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店内にたくさん並んでいる、光の入った柱が印象的ですね。

「野点」を楽しむ場所をイメージしたしつらえ─屋内でありながら、ここは野外でもあるんですよ、という見立てのために、この柱は竹のようにデザインされています。

また「光っている竹」ということで"かぐや姫"、私たちになじみの深い「竹取物語」イメージも含まれているんですよ。

 

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広い店内では竹(柱)の間を縫って移動し、好きなお席に座っていただけます。

 

 

壁際のベンチづたいのテーブル席や 

 

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固く編まれた生地がござを思わせるようなお店中央の席など、ご利用シーンに応じてお選びください。

お子様用の椅子もございますので、ご入用の場合はお申し付けくださいね。

  

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上の写真、奥の壁面に小さく見えるのは「源氏物語」をテーマにしたアートワーク。

季節に合わせてデザインされたアートワークで、四季の切り替わりごとにかけかえています(上の写真は春、下の写真は夏のアートワークです)。

柱の向こうにちらりと見える、色とりどりのデザインは、竹林から覗く景色のようにも見え、季節の趣を感じさせます。

 

 

「野点」では、風情や景色などが良い場所を選んで茶会を行うのだそう。

「野点」をしてみるように、nana's green tea ららぽーとTOKYO-BAY店でも、いろいろなお席を試して、お気に入りの場所を見つけてみてくださいね。 

 

 

 

 

nana's green tea ららぽーとTOKYO-BAY店のお店探検の最後に、ららぽーとTOKYO-BAY店・店長からのコメントをご紹介!

 

ららぽーと東京ベイ店は平日はお子様連れのママさん達がつかの間のひと時にお越し頂くことが多いです。

土日やアリーナでのイベントの際は幅広い年齢層のお客様が来てくださいます。

ゆっくりと落ち着いて過ごされたい方は平日の昼間や夜の時間帯がおすすめです!

 

ぜひ、nana's green tea ららぽーとTOKYO-BAYに、お立ち寄りくださいね。

次回のお店探検もお楽しみに!

 

 

  

 <nana's green tea ららぽーとTOKYO-BAY店

どんぶり・うどん店舗

営業時間:平日 11:00 ~ 21:00、土日祝 11:00 ~ 22:00

住所:千葉県船橋市浜町2-1-1 ららぽーとTOKYO-BAY 南館1F

席数【68席】Wi-Fi【 × 】電源【 × 】 

ドリンク・スイーツ・一部お食事がテイクアウトできます。

ショップブログも更新中! ぜひご覧ください。

 (入口を入って右側の棚では、グッズやお土産のわらび餅などを展開中。フィナンシェや抹茶ガレット、かきもちはお席でもお召し上がりいただけますので、目を向けてみてくださいね)

  

● 店舗デザインコンセプト「野点

ららぽーとTOKYO-BAY店は、「ららぽーとTOKYO-BAY」の外部に面する1区画にあり、商業ビル内にありながら、路面店でもあります。

そのため、単一店舗として切り離すのではなく、ショッピングモールの路面の一部がカフェとなっているような空間構成を心がけ、屋内でも屋外でもない空間を目指しました。

店舗コンセプトは、茶室の作法の一つである野点(のだて)に焦点を当てています。

野点は、季節の良い時期に、戸外で自然と接しながら茶を点て、楽しむことです。

実際の野点では、地面に毛氈というマットを敷き、屋外との心理的な境界を設けます。

ららぽーとTOKYO-BAY店では、店舗の中で野点を体験するために、本来は境界の外にある“木”という要素を屋内に意図的に配置することで、心理的な境界を築きました。

店内には、木に見立てた柱が70本配置されています。

まるで森の中のように、お客様は柱(木)のない部分に導かれ、そこが自然と道になるようになっています。

そして、店内を訪れるたびに新たな発見があるように、木(柱)の隙間はランダムに設計しました。

また、日本人に特になじみの深い森林は何かと考え、「竹取物語」の登場人物であるかぐや姫が竹から生まれるというエピソードをモチーフに、竹林をデザインしています。

野点は本来、その土地の「いさぎよき所(さわやかで気持ちがよい場所)」を選んで行います。

ららぽーとTOKYO-BAY店では、お客様ご自身の「いさぎよき所」をぜひ見つけて、お食事をお楽しみください。

店舗設計:KAMITOPEN * 撮影:宮本啓介

 

 

 

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