ナナズのお店探検⑩イオンレイクタウン店
今回バトンをつなぐのは、このお店!
埼玉県越谷市にある「イオンレイクタウン」。
「越谷レイクタウン」の一角をなす商業施設「イオンレイクタウン」の「mori」2Fに「nana's green tea イオンレイクタウン店」は位置しています。
イオンレイクタウン店は2008年に、「イオンレイクタウン」の開業と同時にオープン。
このたび内装を一新し、2025年4月3日にリニューアルオープンしました!
nana's green teaは、全店舗で内装デザインが異なることが特徴(ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね)。
ということで、今回は「nana's green tea イオンレイクタウン店」をのぞいてみましょう!
イオンレイクタウンは、国内最大級のショッピングモール!
建物も「kaze」「mori」「outlet」と分かれており、nana's green teaは「mori」の2F、建物中央付近に位置しています。
「越谷レイクタウン」駅を降りて「kaze」の建物に入り、まっすぐまっすぐ進み……、「mori」の建物、開けたところに見えてくるのがnana's green tea。
そんなnana's green teaのお店に入ってみると……、
床に、まるで水面のような、波紋が……!
これは、nana's green tea イオンレイクタウン店の、お店のデザインコンセプト「水」を反映したデザイン。
つややかな床が、水面になぞらえられています。
越谷レイクタウンは、広大な池を中心としたニュータウン。
豪雨の際に、元荒川・綾瀬川等からの浸水被害を防ぐために作られた大きな調整池を中心とした立地ということもあり、nana's green tea イオンレイクタウン店のデザインには「水」というモチーフが選ばれました。
店内の机・椅子の脚や、お店の外に置かれたベンチにも、水色のグラデーションがかかり、水を思わせるデザインですね。
また、「水」をモチーフに決めた理由はもうひとつあります。
nana's green tea が大切にしていることのひとつ、「"茶の湯"のおもてなしの心」においても、じつは「水」は重要な役割を持っています。
茶事の中で、茶室の外の路地には、三度、水が撒かれることをご存知ですか?
お客様が茶室に入る前に一度。
一度席を立って場を整える、中立ちの際に一度。
そして、お客様がお帰りになる前に一度。
この三度の打ち水は、場を清めるために撒かれているんですよ。
空間を清らかに整えてお客様をおもてなしする、そのために「水」を効果的に使用しているんですね。
(店内の照明も、水の流れをイメージしたデザイン!)
店内全体を「水」をモチーフに構成することで、「越谷レイクタウン」という場所でお迎えするお客様への歓迎の心、nana's green teaのおもてなしの心を、お店の雰囲気でも表しています。
店内は、明るく開放的な雰囲気で、ゆったりとしたカフェタイムをお過ごしいただけます。
ベビーカーでのご利用や、お子様用の椅子もございますので、ご家族での休日のお食事にもおすすめ。
また、少人数でのお食事にもぴったりなテーブル席には、ベンチ下にコンセントもあり、ちょっとした作業や携帯電話の充電にもお使いいただけます。
休日のショッピングを楽しんだあとは、nana's green teaでちょっとひと休み。
どんぶり・出汁茶漬けなどのお食事や、人気のパフェ・甘味、季節限定スイーツも!
リニューアルした店内で、ぜひごゆっくりお過ごしください。
nana's green tea イオンレイクタウン店のお店探検の最後に、イオンレイクタウン店・店長からのコメントをご紹介!
「イオンレイクタウンmoriの水の広場二階にございます。
開放的で木目調の明るい雰囲気の店内です。
テイクアウトレジとカウンターを設置していますので気軽にテイクアウトの利用もできるようになっています。
お客様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。」
ぜひ、nana's green tea イオンレイクタウン店に、お立ち寄りくださいね。
次回のお店探検もお楽しみに!
どんぶり・出汁茶漬け店舗
営業時間:10:00 ~ 21:00
住所:埼玉県越谷市レイクタウン3-1-1 イオンレイクタウンmori 2F
席数【54席】Wi-Fi【×】電源【◯】
ドリンク・スイーツがテイクアウトできます。
ショップブログも更新中! ぜひご覧ください。
● 店舗デザインコンセプト「水」
越谷レイクタウンは「新しく水との共存文化を創造する都市」をスローガンに整備計画されたニュータウンである。
水害の防止と生活のための水源の確保を目的とした調整池があり、街全体が「水」と密接した関係にある。
茶の湯においても「水」は重要視されている。
路地にはいつでも水が打たれ、茶事の中でも三度、水が打たれる。
客の席入りの際に一度、中立ちの際に一度、そして最後の退席の際に一度。
亭主が路地に水を打つことで、その場が清められ、準備が整ったことを客に示し、客はそれを合図に茶席に入る。
茶の湯の中でのそうした「水」の役割を、水との関わりが強いnana's green tea イオンレイクタウン店の店舗デザインにも取り入れた。
ベンチ・椅子や照明、カウンターに水色のアクセントを施し、磨き上げられた光沢のあるコンクリートの床にその水色が反射することで、「水」を感じられるデザインとしている。
茶事で打たれる水のように、そんな「水」のデザインによってお客様への歓迎の心を表し、いつでもお気軽に立ち寄っていただける店舗になるように想いを込めた。
店舗設計:KAMITOPEN * 撮影:宮本啓介
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