【nana’s green tea 2025年福袋】今年の〝日本のいいもの〟。それから、デザイン。【福袋のつくり方:巳年①】
福袋のご予約受付が始まっています!
すでに完売の店舗もございますが、初売りにて販売がある場合もございますので、詳しくは各店舗にお問い合わせください。
なお、公式オンラインストアでは、準備数が全数完売しています。
さて、毎年恒例になってきた、nana's green tea福袋。
オリジナルのグッズを入れたセットを作り始めて、2025年で4年目です。
初年度より、福袋として掲げていたコンセプトは"日本のいいもの"を中心にセットを組むこと。
福袋シリーズ一年目の2022年、現在では定番となっている「今治ハンカチ」をセレクトしたところから始まりました。
2023年「廃材の抹茶で染めた糸を使った小物」、2024年「萩焼」と続き、2025年は、「越前和紙」をピックアップ。
nana's green teaは、「新しい日本のカタチ」という言葉をテーマにブランドを作り上げています。
日本に古くからあり、受け継がれてきた食文化や、そのほかの文化について、現代に生きる私たちが暮らしの中で、気軽に楽しめるようにしていきたい、という想いが根底にあるのです。
そんなnana's green teaの福袋だからこそ、"日本のいいもの"、つまり、日本でずっと作られ使われ続けているものたちに焦点を当て、オリジナルグッズを作成しています。
2025年の"日本のいいもの"は、「越前和紙」。
福井県越前市にておよそ1500年の間作られ続けてきた「紙」に焦点をあてています。
越前和紙について、詳しくはこちらのふたつの記事(前編・後編)をご覧ください。
以前より「和紙」をセレクトしたい、という思いはあったのですが、一枚の「紙」を一体どのようにすれば福袋のグッズとして作れるだろう……というところで頭を悩ませていました。
そんな中で出会ったのが、2025年福袋の「お茶缶」に使用している「浮き紙」です。
越前市大滝町にて紙づくりを行っている「山次製紙所」さんのオリジナル和紙が「浮き紙」。
模様に凹凸があり、見た目がモダンかつ上品な美しさを持つこの「浮き紙」は、「越前和紙の良さをもっともっと多くの方に広めたい」という想いから始まったブランドなのだそう。
そして、和紙を現在の生活の「あたりまえ」にしたい、という想いも込めて作られていると伺いました。
この「あたりまえ」、nana's green teaの想いと似ているなと感じませんか?
古くからある良いものを「あたりまえ」に、現在の生活の中で楽しめるようにしたい。
福袋担当者によると、そうした想いの部分での共感が、今回「越前和紙」のセレクトにつながったのだそうです。
「越前和紙」を楽しむかたちとして、今回はお茶缶を作成しました。
福袋に入っているティーバッグを入れるのもよし、nana's green teaで販売している茶葉も全量入ります。
日本茶はあまり馴染みがないかも……という方でも大丈夫。
紅茶の茶葉・ティーバッグでも、コーヒー豆でも、お菓子でも、お好きなものを入れて、お使いいただくこともできます。
(ちょっとした小物入れにも!)
nana's green teaでは、日本茶にもたくさん触れていただきたいため、お茶缶というかたちをとりました。
ですが、お茶缶も、ひとつの丸い入れ物です。
ぜひ実際にお手にとってみて、自然なかたちとして、このお茶缶を生活の中に取り入れてみてください。
ふと気づいた時に「越前和紙」が手元にある生活を楽しんでみませんか。
nana's green teaの福袋に対する想い。
──「福袋」という、いろいろな商品の組み合わせのひとつとして"日本のいいもの"をご紹介することで、こうしたものたちは決して遠い存在ではないこと、私たちの暮らしの中でも、もっと気軽に楽しめるものであるということを、多くの人に知ってもらいたい。
いろいろな人々と、"日本のいいもの"をつなぐ。
そんな足がかりをひとつでも増やすことに、nana's green teaが貢献できたなら、こんなに嬉しいことはありません。
お茶缶のほかにも、茶殻の再利用紙を使ったノートなどオリジナルステーショナリーや、福袋限定お菓子、日本茶、そしてギフトカードまで、ちょっと特別なラインナップの2025年福袋。
普段nana's green teaが行きつけの方も、そうでない方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
「山次製紙所」
公式HPはこちら・公式Instagram(@yamatsugi_seishisyo)
各種商品のご購入は山次製紙所の公式オンラインストアから
<nana's green tea 2025年福袋>
各店舗でのご購入について詳しくはこちら。
公式オンラインストアでも販売します。 →完売しました。
手漉き越前和紙のお茶缶が入っているのは¥8,500セットのみです。
これからひとつずつ商品の紹介をしていきますので、実際の商品と合わせて、nana's journalの記事もお楽しみに。
ひとつひとつの商品が、きっともっと素敵に楽しめますよ。
<これまでの特集記事>
お茶缶①:伝説を現代に受け継ぎ、未来へと繋ぐ 清水と技術で作り上げる越前和紙【福井県越前市】
お茶缶②:和紙の手触りを暮らしのそばに 山次製紙所が目指す"「あたりまえ」の和紙"作り【越前和紙】
ノート①:出涸らし茶葉が紙に変身①生まれ変わる工程を見つめる【大阪府泉南市】
ノート②:出涸らし茶葉が紙に変身②飲むだけではない日本茶の楽しみを発見【再生紙ノート・しおり】
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